2022.10.28

寒い。朝はベーグルを半分と甘酒。コーヒー。

用意して下北沢へ。

衣装を探すためOさんと合流。あっさり見つかる。

明天好好でばん麺。おいしいけど相変わらずスタッフはノーマスク。

そのあと行ったカフェでもバリスタの一人が顎マスクで、演劇だけなんでこんなに締め上げられてるんだろうねという話をぼんやりする。

終わった話やクレジットに関する考え、最近考えている「憧れ」が演劇をするモチベーションの源泉な人とそうではない人の話などつらつらする。

外にいると基本ずっと人や環境に反応し続けて思考や言葉は止まらず、一人になると疲れて寝てしまうという話をしたらそれは疲れるわというコメントをもらう。演技をしているときの方が頭の中は静かかもしれない。

Oさんと分かれて日生劇場へ。『ジャージーボーイズ』のチームブラック千穐楽

客席で『ガラスの動物園』でも再会した友人と再会。幕間の休憩中女性トイレの長蛇の列に並びながら『スピノザ 読む人の肖像』。スピノザラテン語の学校で演劇を経験したことを知る。タイミングがおもしろい。スピノザ、どんな芝居したんだろう。

観劇後東京駅まで話しながら帰る。

中央線のホームがわかるところまで送ってもらいハグして分かれる。トイレに行きたくなって辿りつき、迷った。中央線を探してうろうろぐるぐる。劇場からの人酔いが本格的になる。

見つけてそのまま山梨までJRに乗ろうと思ったけど、なんとなく新宿で京王線に乗り換え。

帰宅。新宿の線路に人が立ち入ってダイヤがめちゃくちゃになっていることを知る。

伴侶とご飯を食べながら感想を話す。ジャージーボーイズに関してが主に。伴侶は初演を観ていたので演出が同じか確認。ホモソーシャルを描くにあたってのモノローグの扱いについて。あとは60・70年代のロック好きならピクっとなる細かいセリフやイタリア語で聞き取れたところとできなかったところなどなど。プラスOさんと話したこと。

越してきてからは珍しく別現場なので伴侶の台詞合わせを手伝う。演劇にも演技にもシャドウワークがたくさんあるけど、このシャドウワークが好きで人のシャドウワークの手伝いが得意という地味な俳優だからワークショップのアシスタントも楽しいんだと思う。

今日は演劇にずっと関係してたけどわたし自身は何もつくっていないな。やっぱりわたしのモチベーションは『憧れ』にはない。

イーストウッドの映画版も観たいな。