2021.11.19

月日が大きなショッピングモールの一角にリニューアルオープンする夢を見た。Kさんがセール中のABCマートヤマダ電機のような派手なハッピというか上着を着ていて、おおう…と思うと同時に見境なく集めたらこんなに日記ってあるのか〜と店舗の大きさに驚く夢だった。

布団の中でぐずぐず。いろいろあって機嫌が悪かったが、伴侶に変な踊りを踊られて見ているうちに少し笑ってしまい色々どうでもよくなった。起きてきて縁側からパクチーを摘む。なますを作って目玉焼きのバインミー風サンドイッチ。

以前一人暮らしだったころオムレツにスイートチリソースをかけるのにハマってくる日もくる日も食べていたことを思い出した。同じものを食べるこだわり、伴侶と暮らしだしてからはわりと落ち着いている。

コーヒーを淹れて飲む。伴侶の刀に関する説明の文章を相手に送信する前に読んで校正。

軽く片付け。観葉植物とハーブを外に出した。水やりがてら外に出た伴侶が近所のみなさんと談笑する声が聞こえてきた。急遽そこそこの人数の人と会っても無目的な会話の波に乗れるの羨ましいなぁと思いつつ、伴侶が切り開いたご近所付き合いに乗っかることが圧倒的に多いのでありがたいなあと思う。迷ったものの出ていかず静かにコーヒーを飲み続けた。 

戻ってきた伴侶が荷造りを終え明日の現場に必要なものがあるので高尾のショッピングモールへ。電車のなかで横道誠『みんな水の中』読了。『自閉症の女の子が出会う世界』の後に読んでよかった。重なる参考資料があったのと『自閉症の〜』を読んで「それはジェンダーバイアスでは?」と思うところにも言及があった。

社会的役割は他者からだけではなく内面化した自分が強化したら再生産していることも大いにあるという話。横道さんの偏愛というかこだわりの描写を読んで、わかる…!となることも多く、もっと自分の恍惚とするポイントを言語化していけたらいいなと思った。

最近は「境界を越える」描写が自分にとって抗えない魅力を持つことがよくわかってきて、抽象的でも写実的でも会話でも行動でも演劇で「劇的」とされるシーンには越境の描写が必ずと言っていいほどありとても好きだ。残酷だったり、数奇な運命が重なっての「劇的」より、誰かや何かが後戻りできない一歩を踏み出す「劇的」がすきだ。

ワークショップ内でも稽古場でも創作の過程の中で安全で無目的な会話ではたちいかない対話が必要で、そういうことなんだと思う。

母に読んだ本についてLINE。子どもの頃からのことで腑に落ちたことや今後のアクションについて相談。心理カウンセラーの母に相談ってなんかタダ働きさせてるっぽいな…。

伴侶の買い物に付き合って手芸屋さんで布を買う。伴侶はこのまま群馬へ。

分かれてから銀行へ寄って帰る。

安倍川餅を食べながらお茶。日記を読み返していると「橋を渡る」描写がよく目に止まる。そういう時期なのかも。「食べて、祈って、恋をして」の一節を思い出した。

attraversiamo. 向こうへ渡ろう。

夕飯づくり。チーズオムレツ、山芋としめじのソテー、白菜とにんじんの酒蒸し。朝のなますとたくあん。

夕焼けがすごい。月食はやや曇っていてぼんやりしていた。

月日会報の日記を送信する。

片付け。編み物を少し進めて寝る用意。就寝。