2023.01.18

2023年1月16日

月日朝番。とてもとても静か。雨が降ってきてさらに静か。

『ダルちゃん』のだるだる星人のようになっていて、バケツで自分を運搬したい。ダルちゃんを初めて読んだとき、わかる…となった感覚をひさびさにおもい出した。

Kさんとくらう日記とくらわない日記の話、どこまで書くのか、書いてることでなにか決定的なあかんことが起こるのではという話をする。

人との相性のように日記に好みがあるの当然といえば当然なんだが面白い。わたしは劇場にいるときの日記が大抵誰のことかわかってしまうので書きづらくなって止まってしまうことに話していて気づいた。その辺もっとぼやかす方法をあみ出せばいいのかも。HさんとKさんの日記本楽しみだ。わたしも近いうちにいつか…とお話した。

Aさんと年越しの話。年末はどうでしたかという質問に具体的な答えたあと、身も蓋もない具体的な話でよかったのか…?もっとざっくりした世間話に仕上げてもよかったのかもと思った。ざっくり言うと帰省もせず酔っぱらって寝落ちしただけなので大して変わらなかった。

お祭りや季節の行事が問答無用で止まってしまったことにより、毎年そういうもん、という無意識のながれが止まってしまい改めて立ち上げること、引き継ぐことの大変さ、言葉を選ばずに言ってしまえば面倒さの話を聞く。たとえ略式でも「今年は無理だったけど本来はこう」と言いつつ絶えず続けていることの意味を感じる。そもそも続けなければいけないのかという疑問は別として。

帰りの電車で低気圧により眠気がピークになり寝過ごして一度八王子まで行ってしまい折り返して帰る。

駅で伴侶と待ち合わせて買い物して帰宅。

遅いお昼でブロッコリーのショートパスタを作って食べる。

見逃した去年の岸部露伴を観る。

子どもの演技についていいね、と話したあと「語頭をたてる」演出というか、演技指導はしていそうだね、と話す。あとは子どもの苦手な子音について。おもしろかった。

風呂。シャワーの温度が熱かった。朝は熱いのがすきだけど夜はちょうどいいのがいい。

夜、話していて一つ記憶違いのエピソードが発覚した。伴侶からだったと記憶しているが「AはBのCに対するある発言によりかかわらなくなった」という話が「BはDがCに対してした発言(発言内容は同じ)に憤り、それをAは悲しく思った。今Aが関わってない理由は謎」ということだったらしく、わたしは1年近くBに対する心象を悪くしかも真逆に取り違えていて大混乱した。

原因が突き止められない混乱が最も苦手で反省もできず折り合いもつけられず無限ループに嵌る。ぐるぐる悲しい気持ちを説明している途中に以前浮かれて買った高級な(?)ポテチの袋の切れ端を見つけて聞いたら、伴侶が一人で食べきっていた。「明日買ってくるよ」と言われて負のポイントカードが満タンになった。黙って鍋の用意をして火をかけたあと床に突っ伏して黙り込んだ。

無視はしないようにしつつ、話してるとまたぐらぐらしてくる。そも伴侶がそう言ってないならどこのだれから聞いた話から人物Aがでてきたのか謎すぎてもはや自分の足元自体が信用出来ない気がする。このレベルで確信していたすべての記憶があやしいならわたしはもう人間としてやっていけないよ、というようなことを話す。発言内容がまずすぎて日記にも書いていないし…他の人から聞いてたとしても陰口みたいで確かめるためだけに自分から切り出したくない…気分が悪かった。

再びバケツで自分を運搬したい。

つとめておいしく鍋を食べるもぐったりする。

浮かれて買った特別なポテチをデイリーな消費に単独でされたことも並列で腹立たしかった。

とにかく化粧水を飽きるまで何度も顔につけて気を紛らわした。

ふとんでもまだ一体誰から聞いたんだろう、わたしに話した誰かは勘違いしたままなんじゃないかとぐるぐる話した。「一度ねむりなよ、そしたら切り替えられるよ」と言われて今まで寝て切り替えられたことがほとんどないので、ふんと思った。

 

2023年1月17日(火)

起きても機嫌は悪いまま、というより頭の中で口論が鳴り止まなかった。あなたを責めたいとか謝らせたいから不機嫌なのではなく、解決できないことを置いておけなくてとても困っている。と話しながら駅まで歩いて分かれた。

電車でASDの人の手記を読んで書いてある切り替え方法を試したりメモする。

阪神大震災の記事をRTした。東京出身の友人の発言でいまだに密かに許せていないものがあり、普段忘れていてもこの日と3月11日に思い出してしまう。

月日朝番。三島由紀夫の『裸体と衣装』、立ち読みして気づいたら購入していた。嘘、ちゃんと自明。

ずっと言葉にできていなかった阪神淡路大震災への感情を急に言葉にできて自分でもびっくりした。スマホにとりあえずメモした。

「なんだろうな、ようやく当時自分が大人じゃなかったことを申し訳なく思ってたことに気づいた気がする
分別がまだないほど子どもだったこと、そのせいで人の死や傷に、心を傷めていなかったこと。神戸から少しだけ離れた場所で生きていたこと。

東京の人の大きな地震といえばという質問にまず神戸は出てこないこと、わかる気もするし、でもやっぱり東京が体感できる距離で危機がないと災害を認知されないことにもやもやしてたけど、どこかで自分に怒る資格はないと思っていたのかもな」

当時幼稚園児だった自分自身の記憶は鮮明にはほぼなく、神戸の特別養護老人ホームで働いていた父が何日も帰ってこなかったこと、幼稚園の渡り廊下にヒビが入っていたこと、あとは大人の振り返りの話を聞いて作り上げた架空のというか補完された記憶な気がする。

東京の人への恨みというか中央集権の結果東京へのリスクに重点が置かれた考えの人々への苦い気持ちもさっきの友人の発言を除けば実際のわたしの考えではなく親世代の当時の想いや体験を聞いたことによる影響が大きいのかもしれないな。 

帰りの電車で『話の終わり』

「きちんと整理をつけたいとは思うのだが、私の頭の中はいつも混乱している。一つの考えが別の考えに邪魔されたり、互いに矛盾していたりするうえに、記憶は往々にして捏造され、入れ替わり、省略され、混ざり合う。」うぎゃー。

今年初の歯医者さん。いつもサザンがかかっている。

生理用品を買い足して帰宅。

夕飯を食べながら考えたことを話す。昨日のポテチのお詫びのエアリアルはこれはわたしが厳密に悲しんでることのお詫びじゃないし当分その話はしないでおこう。と話して二人で食べた。

 

 

2023.01.16

2023年1月15日(日)

朝とろろご飯。

なんとなく眉毛が上手くいかなくてメイクにてこずり出発ぎりぎり。

13時前に韮崎でOさんに拾ってもらい劇場の駐車場で降ろしてもらい開場まで目の前のカフェへ。

自家焙煎のコーヒーがとても美味しかった。食べるものがクロワッサンかクッキーしかなく、これは観劇中絶対お腹が空くなと思った。

スマホ、Oさんの車に置き忘れたと思ったら勘違いで、いつも使わないポケットに無意識に入れていた。

文藝を読んでいたら開場待ちのお客さんがどんどんコーヒーを買いに来て、今日は他のスタッフさんが別の場所のイベント出店で一人ですべて対応しなきゃいけない店員さんは大変そうだった。15時前に劇場へ。

カウンターで伴侶が精算してくれているはずのチケットはなぜかされておらず、スマホを忘れたと思ったせいでカフェで現金を使ってしまったのであとから伴侶に請求してもらうことにする。あれ〜?と思いLINEしたら、精算してあるとのこと。確認すればわかるだろうし返金手続きのことを考えたら払ってなくてよかった…と思う。

客席も受付も知ってる顔が多く少しずつ話をして座席に座る。当パンを見たら役の大小に関わらず出演者や演出、脚本全員プロフィールが載っているのに伴侶だけがプロフィールではなく観客へのメッセージが載っていて「????」と思う。最終稿を確認させてもらわなかったのか、でもメッセージをこのために書いたということは伴侶は指示に従っただけだろうな…と不憫な気持ちになる。

銀河鉄道の夜の夢』観劇。韮崎は保阪嘉内の地元というだけあって観客の数がすごかった。

伴侶は「銀河鉄道の夜」の天の川を説明する先生、タイタニック号に乗っていた家庭教師、賢治と嘉内の同人誌の仲間小菅健吉をやっていた。小さい頃から知っているHがジョバンニをやっていて、感慨深かった。ぐずる客席の赤ちゃんの声がなんかよかった。

休憩を挟んで別のグループの洋楽器と和楽器の編成のバンドとバレエの創作ダンスを観た。

山梨アートキャラバンのグランドフィナーレのパフォーマンスが最後にあって終わった。

休憩中にあって大月まで送ってくれることになった友人やロビーで再会した元共演組で楽屋へ。Sさんにも挨拶。このまま打ち上げも集合もなく解散だそうで伴侶も一緒に帰ることに。

お腹がぺこぺこなのも相まって話し声がたくさん重なってよく聞き取れず愛想笑いが全然上手く出来なかった。Oさんに「しんどい?気をつけてね」と気遣われる。

ロビーで伴侶と合流し、制作のGちゃんに挨拶して退館。

コンビニでコーヒーとサンドイッチを買う。伴侶のスナックと運転してくれる友人のカフェラテも買う。車内でそれぞれの仕事や今日の感想の話。

大月から電車に乗って帰宅。想定より早く帰宅できて本当に助かった。

「わたしは参加者のみんなのためならサポートがんばれるし、気がバリバリまわるのに、伴侶に対して妻としての政治力みたいな愛想や機転の実力が皆無なのはなんでなんだろう…」と身につける気もなくそこまで申し訳なく思ってないくせにシンプルに不思議だったから口にした。別にそんなのいいよと笑っていたけど二人とも政治力がなくて未来はあるのか。

気楽なものが食べたいというのでお味噌汁と出汁巻き卵。伴侶はプラスカップ麺。ビールで乾杯して演出に関しての感想や「本当の幸」という言葉について話をした。

 

 

 

 

2023.01.14

2023年1月14日(土)

背中と腰がびきびきに痛くて起きた。

朝風呂に入る。「話の終わり」を風呂で読む。反省と後悔と何が何だかわからないぐずぐずさと、思い出したい記憶を自虐的になってる自覚がありながら反芻したり、その記憶が正しかったか推理しながら筆をすすめる感じが日記っぽい…と思いながら読んでいる。

おでんをついに食べきった。

家を出る直前に雨が降り出した。頭痛は思ったほどなくとにかく朝から背中が痛い。今年はもっと筋肉がしなやかで強い体に鍛えたい。白目を剥きそうに眠い。

何も確信的な情報がないのに言及すべきか迷っていることがあって、勝手に罪悪感を背負ってしまっていることに気づいた。何もできないのに片棒を担いでいるような気持ちでいると関係者全員嫌いになりそうなので、時間と距離を置くことにする。むしろそういう気持ちにさせられてること自体を恨めしく思い始めている。わたしは本当に関係がない。

月日昼番。雨は夕方止んだ。

公演終了からもうすぐ一週間経とうとしていて反省も感動も振り返りモードがおさまって来ている気がする。

安心してゆっくり誰かと語り合いたい。そうできそうな友人たちはみんな忙しい。

リトルプレスをオンラインストアに載せるとき用の1日分の日記を選んでスマホで打っていた。とある失恋の日記が、『話の終わり』と頭の中で呼応する。なにをしていても失恋のベールが脳みそを覆っている感じ。それを振り返っている書き手の変化の過程が見えるような気がする前書き。言葉にできていること自体ある一つの癒しなのだという言葉を思い出す。

帰宅中に(チラッと事前に伺っていた)臨時収入の連絡。ダイアモンドだね〜!と歌いたい気分。お金の話苦手だけど苦手なままではこの先死ぬのでは、とも思う。

夜は伴侶と電話しながら王朝味噌で卵とじの味噌汁。めかぶとろろ納豆ごはん。ビール。

伴侶がいないのにいつものように炬燵で寝てしまい2時に起きて歯磨き。

2023.01.13

2023年1月12日(木)

月日朝番。

今回の生理はそこまで重くないものの腹部の鈍い痛みが後半になっても続くので、もう元気だなという感じになかなかならない。

仕事終わり、シネリーブル池袋で伴侶と待ち合わせてNTL『レオポルトシュタット』を観た。ユダヤ人一家の歴史を叙事詩的に描くことで、トム・ストッパード本人の血やアイデンティティとの向き合うことと、現代の観客へ上演する意義をこのクオリティで両立することは可能なんだなと思った。結び目と繋がる糸。数学のイメージ(アルカディアを思い出した)。揺れる記憶。その人を固有の存在たらしめる、同時に文化や人種を内包する名前。 演奏を教養するシーンがあり、知らない曲を止められたりしていたので西洋音楽史に詳しい人はどう思ったのか気になった。ハヤカワ演劇文庫の出版が楽しみ。

見終わったあと少し歩きたくなり、話しながらジュンク堂の方へ行きコンビニで税金と年金の支払い。

そのままジュンク堂で瀬戸夏子さんと水上文さんの共同責任編集で気になっていた文藝とリディア・デイヴィスの『話の終わり』購入。

映画館で邦画の予告を立て続けにみてたまたまかもしれないけど、心情を吐露するシーンで叫びすぎではないかと思った。声を荒げることと叫ぶことは違うし、実際の日本語の対話をみていてなかなか叫ぶシーンを見かけない。(対話になってないコミュニケーションで一方的に叫ぶ人を見たことはあるけど)叫んじゃいけないわけじゃないし映画の本編を観たわけではないけど。『レオポルトシュタット』がそのあたりの会話のやり取りがすごくうまくいっていただけになんでなんだろうと思った。

ラーメンを啜りながら伴侶と、名前の持つ「これ」性と家父長的な描写、文化やアイデンティティの説明が自動的になされることについて話す。全体的に役に名前のない戯曲で名前のあるキャラクターが突如現れる作品に携わっていたのでその比較。

帰りの電車で「あなたを閉じ込める『ずるい言葉』」読了。『話の終わり』を読み始める。初めから記憶の揺らぎがこれでもかと主観的に描写されていて、今日はそういうものを味わう日かなとぼんやり思った。

帰って2日目のおでんをつまみながらビール。

 

2023年1月13日(金)

朝方間違えてお隣さんの家に帰ってしまう夢。カナダとか遮る建物のない広大な土地で聞くようなつんざくような大きな雷の音で目が覚めた。それも夢だった。

完全なオフ。暖かい一日。伴侶は今日から劇場入りでホテルに泊まるので、見送って一人になってからは電池切れのように眠ったり、本を読んだり、グリーンを外に出して縁側でぼーっとしたまま葉っぱを一枚ずつ拭いたりして過ごした。

引き続きおでんを食べた。まだ鈍く腹が痛い。

 

 

2023.01.11

2023年1月11日(水)

起きて動く。伴侶以外と寝起きしていた緊張が抜けてきたのか目が覚めてもすぐ動き出せない、人の形になる自分の輪郭を取り戻す時間が必要な通常の寝起きモードになってきた。電車で『あなたを閉じ込める「ずるい言葉」』

月日朝番。生理二日目のだるさがあるけど痛みはなく落ち着いて働く。

おそらく相互フォロワーのデザイナーさんがボーナストラックを案内されていて、先方を紹介されたら名前を名乗ろうかなとどきどきしてたら、「知り合いです。ここはこういうお店で〜」となったのでそのままペコリとして作業に戻った。

「ここはスタッフさんも面白い人多くて〜、〇〇してる人とか、〇〇さんとか〜」とここにいない人の名前をあげてるのを聞いて「面白くなくて悪うござんしたな」というやさぐれた気持ちになったが、2秒後にああ生理中だな、と思った。後からやっぱり相互フォロワーの方だったと知る。どうしても話したかったら私から言えばよかったんだしそういう選択がベストの日だったと思うことにする。

ショックなことがあった時、そこにいる人たちがどれだけ大切でも切り替えられるまで輪の中に戻れなかった場面を思い出していた。どのみち切り替えられるなら集合写真に入るべきだったのに、私は入らなかった。し、誰も入るように促さなかった。出演しないアシスタントとしての身の置き場に自分が戸惑っていたのがその瞬間に集約したのかもしれないし、「みんな」ということを文字通り「全員じゃないと嫌だ」と思っていたのが自分だけだったように(勝手に)感じて距離を取ろうとしてしまったんだと思う。あの瞬間の演出陣への気持ちというか喉の奥がぐっと詰まった感じは忘れないだろうな、と思いつつ、広い目で見たら誰も意図して誰かを疎外していたわけじゃない(しかもヘトヘトになっていた)し、私の判断は演出陣からも参加者からも独断でも信頼されていたからこそ未確認だったとも言える。私もその後の関係者全員の写真には収まったんだし、変わらずみんなが大切なんだし本心から離れたくない以上、時が流れたら自分に都合のいいように納得するんだろう。どうしても無理で逃げ出した場所もある。そこのセンサーを大事にしたい。とはいえ参加者やメンバーにとってもっといい環境にしていくための進言はやめないぞ、と思う。仲良くいたいがためにそこを諦めるならやめ時なんだと思う。

勤務中に月日の子ども向けWSのツイートをリツイートする。改めて月日にいるときの自分の穏やかさやおとなしさと演劇WSをしている時の体や声の状態が違いすぎて、自分が日記WSでどうなるのか予想がつかない。多分表現前提の能動性の必要な対話と、接客で気遣いたいというモチベーションでの能動性の違いだと思うのだけど、日記WSはどっちがメインで必要なのか全員その部屋に揃ってみないとわからないなと思う。

ようやく2022年を振り返りたい気持ちになってきたのかもしれない。というか振り返る余裕が年始にはなかった。いろいろな人からずっと「繊細」だと評価を受けてきて自分でも実際そうなんだろうと思うけど、具体的に他の人がどれぐらい刺激が気になるのか(もちろん人によるけど)わからなくて、気づかなかったとか気にしすぎでは?と言われるたびにここか〜〜!!とびっくりしていた。そして実際繊細だとしてそれ自体は良くも悪くもなく環境や協力体制に入る人との相性次第だと思う。ASDADHDの本やドラマのおかげで家族や友人、仕事で一緒になる人に自分について説明を試みる機会も増えて自分の中でのルールも家の中のルールも随分整ってきたと思う(失敗は引き続きしている)

イヤーマフのおかげで外出の安心というかしんどくなった時の心の準備ができる部分も増えた。買って(もらって)よかったもの2022第1位だな。本を10冊選ぶやつもやりたいな

ノートにコーピングリストを作った。

おでんの材料を買って帰る。爆睡。

起きてきておでんを作る。

お鍋ぎりぎりまで具がいっぱいのおでんを煮込みながら戯曲のコメディの構造についての動画を見た。

伴侶が帰ってきて食べてみるとかなり薄味。

生姜醤油をつけて姫路おでんにする。

 

 

2020.01.10

2023年1月4日(水)

朝6時20分に西国分寺集合。伴侶が一緒に荷物を持って見送りに来てくれた。伴侶は6日渋川入り。車で渋川へ。

温泉で染めてもらった手拭いのすすぎ作業で腰が悲鳴を上げる。途中Kさんから伴侶の居場所について連絡があり、こちらから連絡する。はあ〜。

そりゃそりゃチーム通し稽古。

2023年1月5日(木)

手拭い配布する。手違いで牡蠣醤油の焼きおにぎりを食べてしまう。顔が痒くなったが数時間で治った。こいこいのシーン稽古裏でそりゃそりゃチームの志願組のセリフ合わせと確認。こいこいチーム通し稽古。

2023年1月6日(金)

そりゃそりゃ初日。小野上公民館。仕込み中楽屋担当。Sちゃんが発声とアップしてくれたのでちょっと口出し、志望者で昨日もやった集団のシーン稽古をみる。

ちょこちょこメイクを直したり、子どもたちのメイクやったり。場当たり。

メモを取りながらゲネをみる。メモをみながら声をかけてまわる。本番。よかった。

今日から秀水園にお世話になる。コインランドリーに行って割り勘で洗濯。東京組M、H、Sと同室。夜中に1人の話をきく。

2023年1月7日(土)

こいこい初日。金島公民館。メイクはほぼみんな自分でできてる印象。子どもたちと1人2人仕上げを手伝う。昨日本番だったメンバーの衣装の裏地が剥がれてしまったので繕いながら何人かの演技の相談に乗る。和室に移動して繕いつつ場当たりみながらちょこちょこ口出し。ゲネ。メモを取ったことを1人1人に伝えてまわる。

本番。よかった。大混乱のバラシも無事終了。東京組は子持公民館に行って退館ギリギリまで明日の仕込み。秀水園で同室のみんなと脚本と参加者の様子について話す。

2023年1月8日(日)

伴侶は朝再び山梨の現場へ。両チーム楽日。子持公民館。そりゃそりゃの楽屋の化粧、アップなどのケアをして場当たりに送り出し、劇場入りしたこいこいチームのメンバーを楽屋で点呼してアップ、化粧手伝い。

最後尾でそりゃそりゃの本番を観る。とってもよかった。これまでの参加者も客席にたくさんいて客出し時に少し話す。こいこい場当たりの間にそりゃそりゃの荷物ばらしや衣装小道具返却バラシを促す。

こいこい本番。とってもよかった。客出しには出ずバラしていたら撤収前の集合時間が伝達されず参加者2名を巻き込んでしまった。ショック。切り替える。バラシ無事終了。帰りの会

参加者に水分を取るようにもっと促せばよかった。しんどくなってしまった人が二人。成人式や別の用事で一度出た人も戻ってきて、感想を聞けてよかった。スタッフ参加で来られなかったメンバーへの動画を撮った。みんなの感想を聞いて解散。

秋水園で瀕死のまま明日の打ち合わせダブルキャストでイレギュラーが多く点呼と伝達が不十分だったことを共有。ぐったり。東京チームの一人から今回の反省というか所感を聞く。夜中に温泉。時間制限のない風呂っていいなと思う。やっとぼーっと出来た気がする。よく考えたら今回サポート側の女性としては最年長だった。自分や伴侶、オーバー30のメンバーや首脳陣は気をつけすぎてもいいくらいの立場になっていることをもっと自覚しなければ、と思う。気絶するように就寝。

2023年1月9日(月)

9時チェックアウト。運営側の打ち合わせに参加させてもらう。2、3発言する。この1年やりたくて、結局できなかったことを今日日程まで組み込みたかったけど、時間切れ。帰りの車で議題に滑り込ませられなかったトピックを次回Kが改めて運営側に提案するための資料を私が作ることにする。2月半ば締め切り。全体だけではなく東京チームも若いメンバーを守るためのルールを作りたいと進言した。SAは祝日で大混雑していて音が多すぎてしんどくなる。イヤーマフを車に置いてきてしまったのでみんながご飯を食べる間、車に先に戻って一人でご飯とコーヒー。少しずつ回復。1つ参加者へのサプライズのアイデアが上がって盛り上がる。国分寺で降ろしてもらう。迎えにきてくれた伴侶と合流。みんなの様子や送ってくれたメッセージは代読したことを伝えつつ、今回の反省してほしい言動を伝えた。

2023年1月10日(火)

回復日に設定していた日が結局打ち合わせだったことと、一人の時間がほぼ完全になかったこと、具体的に私が働きかけてなんとかならないだろうことで不機嫌な人の感情に長時間触れ続けていておそらくバーンアウトし、朝からダウンして頭痛とめまいで動けなくなってしまった。月日をお休みさせてもらう。悲しいし申し訳ない。伴侶に寝室で一人にしてもらって眠る。少し回復して起きてきたら生理がきた。貧血もあったのかもしれない。

ものの見事に3日で日記が止まってしまった。

4日から渋川入りしていたとはいえ、くやしい気持ち。

備忘録を今日の日記に付けておくことにする。

お昼以降は二人で反省したり次回以降の対策を話したりよかったことを思い出したり、作る資料の叩き台を作ったり。残りのお餅を食べながら作業した。

 

2023.01.03

2023年1月3日(火)

仕事始め。

朝の仕込みのときにミルが止まって掃除。年始って勝手にいろんなものに意味を見いだそうとしてしまうな。

海外からの観光客と地元の人たち、遊びに来た家族連れでボーナストラック全体楽しそうだった。マスクなしでお酒を楽しむ集団もおおくていろいろおいしそうだけどがまんして出る。

明日から必要なものの買い出しをして帰る。

明日以降の想像ですでにぐったりしてしまう。なんか楽しいことでもそう。遠足に行く前に遠出の疲労を想像してしまう。

シンプルに荷造りが苦手でまたうーっとなってるだけなのもある。

6日に再会したとき一人になれる時間がないと弱音を吐いても最初に個室を要求しなかったじゃないと否定せずあと少しだよと励ましてほしい、もう環境については納得しているけど、納得していても我慢はつらいのでと伝えると「いいよ。覚えてたらね」と言ったあとに「でも弱音を吐いてる時点で我慢してないと自分が思っちゃっていることに気づいた、それがダメとかじゃなくね」と付け足しみたいに言うので、不機嫌になってしまった

帰って鼻息あらく夕飯をつくっていたら謝罪を受ける。あなたは同じ群れの一員だと思ってるから対外的に我慢していることも聞いてほしいよと伝えて仲直りした。

夜は鍋と納豆餅(山形で食べるという刻んだ葱と砂糖と醤油と混ぜて餅にかける)を食べる

一瞬でお腹いっぱいになった。

荷づくりに取り掛かる。参加者が出演できなくなるあらゆる可能性を計算して持っていく服を決める。一度休んで風呂。

100分でフェミニズム の録画をつける。上間さんの口調というか、声や言葉の選択、中身の切実さがすごかった。

セジウィックの途中で、まさにフェミニズム 的な連絡が来て、頭が混乱してきて録画を止める。伴侶と少し話し合って荷づくり再開。

4時半と4時35分に目覚ましをかけて就寝。