2021.10.13

朝から寒い。

2日目のカレーを食べる。コーヒー豆のミルでセットになっていた小さなブラシを気づかず豆と一緒に粉砕してしまう。(正確にはブラシの毛がバラバラになって豆と絡みまくり小さなプラスチックの持ち手はほぼそのままだった)

毛だらけになった豆ごと捨てて入れ直し。

今度は長くてミルに入れられないサイズのブラシを買おうね、ごめんねと言って飲む。遅かれ早かれこうなると思ってたとのこと。申し訳ない。

溜まった『青天を衝け』録画消化。

伊藤博文井上馨大久保利通などひさびさに聞く名前。山縣有朋をやった伴侶は井上が好きになれないそう。

昼はおうどん。低気圧のせいかしんどくて気持ち悪い。夜は両国で観劇なので昼頃から向かい江戸東京博物館に行く予定だったが立ち上がりが悪く「どうしよう。どうするのがいいのかな」とぐずぐずしていた。まだ時間はあるし一度横になればと言われ横になった瞬間眠った。

起きたら準備をして出たら劇場に行くのにちょうどいい時間だった。  

電車で『北京の台所、東京の台所』読了。

両国のサイゼリヤで軽く食べる。ブロッコリーのぐずぐずと同じくらいののびたパスタ。

観劇。約2時間。

クィアな読み解きをしたり、その選択肢について観劇して感想を話したいときにクィアな演出や表現と、セクシャルマイノリティがただ登場することの差を理解しているか、そもそもそういう話がを安心してできる相手なのか同業者に対して不安を感じることが多い。ジョークとして消費する描写があったりそれの何があかんのかわからない様子にでくわすとうっとなってしんどい。今回がそうだったわけではないが、そういう読み解きができるキャラクターの愛情表現が浅かったのではという批判をクィアがわからない人にどう伝えるのがいいのか考える機会になった。

あとは暗闇がかっこいい抽象劇(とくに小劇場)でLED照明が明るすぎると辛いとも思った。配信演劇の完全暗転は液晶が発光している以上無理であることの辛さにも似ている。劇場で見るがちの暗闇が好きすぎるのかもしれない。戯曲が戦後なのもあってLED照明が落とす影の元気さが目についた。

伴侶は異空間に入るというアクションの質が気になったようでそれぞれ気になるところは違うよなと思う。好きなところはだいたい同じだった。